IOCのトーマス・バッハ会長(67)が帰国直前に、東京・銀座を散策。
警護を従えて“銀ぶら”を楽しむバッハ会長の様子はSNSで拡散され、多くの批判が相次いだ。
しかし、承知の通り、バッハ会長は特別なのだ。目くじらを立てても仕方ない。
もう帰ったら、何の関係もなくなる。
次は、中国で過分のおもてなしを受けて、日本の悪口をさんざん言うのだろう。
丸川珠代五輪大臣(50)は、10日の閣議後の会見で、
バッハ会長の観光について「14日間しっかりと防疫措置の中で過ごされていることが重要なポイント」
と述べた上で、「不要不急の外出であるかどうかは、ご本人が判断すべきもの」と説明。
今感染していない国民は、防護措置の中で過ごしており、
国が訴える不要不急の判断は「本人が判断すべきもの」と言うお墨付きを大臣が下してくれたので、
国民は自身の判断で、堂々と出かけることができることになる。
国とは真逆の判断をしたことになるが、国もバッハ会長の行動は容認しているようだ。
これで、国民に自粛と言われても、だれも聞かなくなる。
その火に、政府自ら油を注いでいる、浅はかでは済まない言動。
菅政権は完全に崩壊している。
政権が崩壊しているから、新型コロナの感染は拡大し、医療現場も崩壊する。
日本モデルは破綻した。
丸川大臣は大会前は「GPSをつける」「徹底した監視員が目を光らせる」などと適当なウソを述べて、
世論を騙し五輪に突入させ、終わったら「五輪と感染拡大とは関係ない」
13万食の弁当廃棄は「誤差みたいなもの」と平然と言ってのける。
これほど、ウソをウソで固める大臣は、安倍前総理以外見たことがない。
誰が何を信じるのだ。