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病職員の子どもら250人、市教委が早退させる。

由利組合総合病院(秋田県由利本荘市)で、職員の新型コロナウイルス感染が判明したことを受け、

由利本荘市教育委員会は、同病院で働く職員の子どもら約250人を、

小中学校から早退させていた。



市は昨年作成した市独自のガイドラインで、PCR検査の対象者の子どもは出席停止にすると定めており、

市教委はそのガイドラインに沿った措置だったとしている。

市は26、27日は、市内の小中学校を全て休校としており、

保護者から「全員を早退させるべきだったのではないか」などの意見が相次いだ。

市教委学校教育課は「生徒や保護者を不快な気持ちにさせてしまい、大変申し訳ない。

コロナ差別を助長しかねない、まずい対応だった」としている。



県医師会の小玉弘之会長によると、これまでに医療従事者を親に持つ子どもが、

学校での食事の際に他の子どもと机の距離を取るように指示されたり、

スーパーで医療従事者の家族の来店が断られたりした事案が確認されているという。

小玉会長は「市教委と学校の配慮が足りていなかった。

学校関連の感染に関しては学校や市教委で独自に判断するのではなく、

地区医師会や保健所と話し合い、丁寧に対応を決めるべきだ」と指摘。

‘@一度言ったこと、やったことは消えない。

医療現場でも、新型コロナに対応している医療者とそうでない医療者の間で差別があるという。



教育現場でもそういうことがあるとは、非常に残念だし、あってはいけない。

そういう考えや気持ちはそうそう消えないので、本来なら教育の現場から去るべきだ。

当該児童や生徒のケアやこの県が尾を引かないよう注視しなくてはいけない。

なぜ、みんなのために頑張ってくれている人たちを差別するのか。

称賛されて当然なのに、人間とは非情で、恐ろしいものだ。