愛知県中部国際空港セントレアに隣接する「愛知県国際展示場(AICHI SKY EXPO)」(常滑市)の、
野外多目的広場で29日、音楽イベント「NAMIMONOGATARI(波物語)2021」が開催された。
酒類が提供され、朝から飲酒する人や、マスクを外した観衆が密集したりするなど、
新型コロナの感染防止対策が順守されず開かれた。
主催者(運営)
会社名 office keef 株式会社
設立 2018年2月1日
代表者 代表取締役 富永 基煥
所在地 〒460-0002 名古屋市中区丸の内2-15-12 ザ・テラス丸の内503
事業内容は、なんでも屋。各号に附帯する一切の事業。
事業には、室内感染症対策 、昨今の新型コロナウィルス感染症対策に利用頂いています。
とあるが、この体たらくを見ても如何に怪しいかが分かる。
やっていることはブラックだが、頭はキレそうだ。
愛知県の大村秀章知事は30日の記者会見で「このフェスはもうこれで終わり」と厳しく指摘。
今後主催者に対し、県施設の利用を拒否すると述べた。
県は主催者に対し、事前に4回、酒類の提供停止や感染対策の徹底をメールや対面で求めたほか、
当日も観衆が詰めかけている状況を知り、会場管理者に監視を要請していた。
大村知事は「極めて遺憾。主催者に厳重に抗議したい」と述べる一方、
「今の法制度では主催者に対策を要請することしかできない。
何度も呼びかけたが聞いてもらえなかったのは大変遺憾だ」と話した。
出演したヒップホップアーティストのZeebra(ジブラ)が30日、ツイッターを更新。
「密」状態で行われたことについて、謝罪。
Zeebraは、「県のルールに則ってると聞いていたので出演しましたが、開けてみたら危険な状況でした」
と振り返り、自身は「会場に向かう最中SNSで会場の写真を見て、すぐにスタッフに連絡をし、
司会からマスクの着用を徹底させる様に伝えました」と明かした。
その上で「自分の事務所スタッフは、消毒液を配布しながら会場を回り、
自分のステージでも注意を促しましたが、そもそも出演すべきでは無かったという意見も、
ごもっともだと思います」と陳謝。
このフェスを巡っては、開催直後から、にぎわう現場の写真がSNSで拡散され、問題視する意見が殺到。
ツイッターでも「NAMIMONOGATARI」がトレンド入りし、
公式HPはつながりにくい状況になっている。
常滑市の伊藤辰矢市長(43)は30日、ツイッターを更新。
主催者側に「本日付で主催者に対して抗議文を送付いたします」とした。
投稿には文書が添えられ、市長は同イベントが2016~19年、市内の「りんくうビーチ」で開かれていたことを振り返り、
「その際にもトラブルの絶えないイベントでしたので、今回の開催も大変危惧しておりました」と、
不安視していたことを告白。(20年はコロナ禍で開催断念)
このため26日にイベント会場管理者を通じ、主催者に国・県の要請やガイドラインを順守することなどを勧告していた。
しかし当日は「上限人数の5000人をはるかに超え密集しており、酒類の提供も行われ、
多くの人がマスクをつけない状態」だったとし、「極めて悪質なイベント」と断罪。
「強い憤りを覚えます」と怒りをにじませ、「主催者には今日付で、
市民の努力を愚弄する悪質なイベントを開催したことへの遺憾の意と、
今後二度と本市の施設であるりんくうビーチを使用させない旨を記した抗議文を送付いたします」
と締めくくった。
それまでにも問題があった主催者が、新型コロナ渦で変わるはずもない。
そんな気持ちがあるのなら、そもそも開催などしない。
後から怒っても後の祭り。
言語道断の振舞だ。
新潟で、国のお墨付きでフジロックが開催された。
オリ・パラが開催されるのだから、フジロックも開催OK!。
波物語も、国のお墨付きなのかどうかは定かでないが、あちらがやれば、こちらもやるのは当たり前。
ロック魂が燃える。
これを見た聞いた人は。感染対策を守っているのがバカバカしくなる。
医療従事者も、さすがに、いい加減バカバカしくなる。
日本も、行き付くところまで行き付くしか無いのかも知れない。
こんなクソな奴らが新型コロナに感染しても、医者は治療しなくてはいけないと、山本教授は怒り心頭。
すでに医療現場や自宅待機で地獄を見ているが、自身が地獄を見ないと分からない愚かさ。