政治・経済、疑問に思うこと!

より良い日本へ願いを込めて。

​​ミュー株に中和抗体「ほぼ効果ない」

南米で主流となっている『ミュー株』について、東京大学医科学研究所は、

体内で感染や重症化を防ぐ“中和抗体”の効果がほぼないとする分析結果を発表。

東京大学医科学研究所・佐藤佳准教授は、


「感染して治った方とファイザーのワクチンを打った方の血清を使って検討したが、

どちらも中和抗体が効きづらい結果だった。

一番、効かないといわれていたベータ株よりもミューの方が効かない」 と述べた。

佐藤准教授によると、新型コロナウイルスの従来株や変異株に対する中和抗体の働きを調べたところ、

ミュー株については、他の変異株と比べ、最も効果が低かったという。



一方で、「ワクチンによって中和抗体以外にも『免疫の記憶』や『細胞性免疫』などが高まるため、

ワクチンが全く効かないという意味ではない」としている。

ミュー株をめぐっては、国内でこれまでに2人の感染が空港検疫で確認されている。

致死率の高い「ラムダ株」が7月下旬に羽田空港で国内初確認され、

陽性判定されたとされる30代女性が東京五輪関係者であることが、

8月13日、一部報道で明らかになった。

「なぜ、オリンピックが終わってから公表したんだ!」など憤る声が上がった。