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​​玉川徹氏「なんで大阪にできることが東京にできない」?

「いや、大阪もできてないですよ!!吉村がブチ上げてるだけ」


8日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』で、同局員でレギュラーコメンテーターの玉川徹氏が、

小池都知事のコロナ対策を批判。

しかし、これに大阪府民から思わぬツッコミが入っている。

先月23日に東京・渋谷区に開設された「酸素ステーション」。

今後、抗体カクテル療法もできるようにするという。

さらに東京では今月中に、「味の素スタジアム」と「築地市場跡」の2か所に、

さらなる軽症者向けの施設を開設するという。



一方、大阪は国際展示場「インテックス大阪」に、

軽症者用の病床500床の臨時医療施設を今月中に開設すると発表。

この話題について、玉川氏は「なんで大阪にできることが東京にできないんでしょうね、

この臨時の療養施設」と切り出すと、「私、東京都民ですけど、ちょっと納得できないんですよね、これ」

都知事を批判。
 
さらに、「なぜ、この味の素スタジアムとかこういうところを使って、大阪で計画しているような、

大規模な中等症向けの療養施設を作らないのか、全く理解できないんですけど私には」と述べ、

「未だにですから!」と語気を強めた。

続けて、「今収まってきてるからこれで逃げ切れたと思っているんだとしたら、

それは最悪を想定していない、危機管理の根本にもとる(背く)ようなことをやってるんじゃないか」

と怒りをあらわにした。



玉川氏に対して、SNS上で府民と思われるユーザーから、

「現状は東京よりも大阪の方がきついけどな」

「一度大阪で自分の目で確かめてください」

「いや、大阪もできてないですよ! 吉村がブチ上げてるだけ。

これまでの吉村知事のコロナ対策を知っての発言ですか。やめていただきたい」と、異論が噴出。

私も以前から指摘しているが、吉村知事が野戦病院1000床をつくるとぶち上げた時も、

大阪にできて何で東京にできないのだと、玉川氏は批判した。

しかし、大阪もまだ出来ていない、やるとぶち上げただけだ、500床も同じ。

あと、中等症は、それなりに熟練した医療従事者が必要なので、多人数の施設はそう簡単には作れない。

現に、大阪は以前、新型コロナ専用病院で失敗している。

そして、新型コロナ感染の死亡者も大阪の方が圧倒的に多い。

吉村知事を否定しているのではなく、玉川氏も常々述べているが、情報は正確に伝えなくてはいけない。

吉村知事には頑張ってほしいが、玉川氏や『羽鳥慎一モーニングショー』は、よほど小池知事が嫌いなようだ。



​東京都が16日に開設する新型コロナ感染症専用医療施設(府中市)が2日、報道陣に公開された。

 
中等症・軽症の患者を入院対象として100病床を整備し、当面は32病床でスタートする。
 
都は「コロナ対応を充実させ、都民の安心につなげたい」としている。
 
施設は元々、車いすや寝たきりのためにストレッチャーで移動する重症心身障害児者が入所する。
 
都立府中療育センターで、内部の通路などが比較的広いのが特徴。
 
介護が必要だったり、車いすの患者も利用しやすくなったりしており、
 
「ほかの病院で対応の難しいケースも積極的に受け入れる」という。



医療スタッフの体制は医師三人、看護師四十八人。
 
多摩総合医療センターの近藤泰児院長は「重症化した入院患者も、
 
すぐ隣のセンターで治療できる体制を整えている。
 
多摩地域をはじめ練馬、中野、世田谷区など東京の西側エリアの病院の助けになりたい」と話した。
 
都内のコロナ専用医療施設は、民間が運営する東海大付属東京病院(渋谷区)に続き二カ所目。