5日の「ひるおび!」に、野党4幹部が生出演。
立憲民主・福山哲郎幹事長、共産党・小池晃書記局長、国民民主・玉木雄一郎代表、
日本維新・松井一郎代表はリモート出演。
大阪からリモート出演した松井代表は野党に対して、「解散が早いと別に批判することじゃない」と指摘。
「立憲民主も共産も自民党倒したくて仕方ないんだから、批判するのはおかしい。
堂々と受けて立つべき」と言い放った。
これに対して、福山幹事長と小池局長は「解散を批判しているのではなくて、きちんと議論しましょうよと。
夜だって土日だってあるわけだから、予算委員会をやって。
今度の閣僚の顔ぶれを見てもどういう人か分からない人いっぱいいる。
何をやろうとしているかわからない。そこを国民の皆さんに示した上でやるべきだといっている分けで、
我々は攻めに攻める選挙にしていく」と返答。
さらに野党の候補者1本化がテーマになると、松井代表は「矛盾を感じる。国会の背骨は外交・安全保障。
自衛隊や安保法制を否定している共産党との協力は野合でしかない」と何度も批判。
福山幹事長は「閣外からの限定的な政策の実現に対しての協力という形。
政権の中に入っていただくわけでない。大方の政策はあっている」と反論。
小池局長は「独自政策は持っているが、共闘の中に政権の中に持ち込むことはしない」とし、
「何も文句言われる筋合いはない」と返した。
しかし、松井代表は引かず、同じ堂々巡りのことを執拗に発言、時間はどんどん過ぎて行った。
司会の恵しが、たまらず、「ここで!」「ちょっと、すみません…」と制止するも、
松井代表のヒートアップが止まらない状況となった。
そこに割って入ったのが、コメンテーターの大谷昭宏氏。
「国防も大事だけど、国民が今一番やってほしいのはコロナや森友などの解明。
国民は、学術会議の任命拒否を元に戻すことや説明を一番求めている。
そこで野党は意見が一致してるんですか?であれば、国会で追及すべき」と述べ、
松井代表の乱心はとりあえず断ち切れた。
‘@答えの出ないことを短い時間しかないなかで何度も繰り返す松井代表の知性を疑う。
頭悪すぎか、よほど野党共闘が目障りで潰そうとする魂胆にしかみえない。
野党内で争って選挙には百害あって一利なし。
せっかく、野党の代表が顔を揃えたのだから、もっと政策をアピールするべきだ。
実に、勿体ない時間。
大谷氏の言う通り、国民に分かりやすい共通のお題を掲げて戦うべきだ。
安保法制などと言っても、国民には今一ピンとこないどころか、自衛隊・憲法などと大きく掲げると、
国民は距離を置くこととなる。
玉木代表も頑なにならないで、共闘すればいいが、玉木代表はいずれは自民にと思っているから、
常に立民とは距離を置いている。後、枝野代表とは絶対相容れないということだ。