ワクチン未接種者は、犯罪者対応。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く欧州で、ワクチン未接種者に対する姿勢を強め、
社会から隔離する措置に乗り出す国が増えている。
ドイツでは、新型コロナ対策を強化するための法案が議会に提出された。
法案は、娯楽施設などへの入場に加えて、バスや列車に乗車する際にも、
ワクチン接種証明書か陰性証明書の提示を義務付ける内容。
隣国オーストリアでは、ワクチン未接種の人のみを対象とした封じ込めの措置が15日から始まった。
同国の人口の3分の1以上を占める未接種者は、不要不急の外出を禁止される。
フランスはこのほど、欧州16カ国からの旅行者について、ワクチン未接種者の入国規制を強化した。
ドイツ緑の党のロベルト・ハーベック共同党首は14日、
実質的な「ワクチン未接種者のロックダウン」と位置付けた。
ドイツのそうした状況は、ワクチンを拒み続ける人たちに対する憤りが強まっていることの表れでもある。
‘@ワクチン接種者と未接種者の差別は増幅し、対立は益々深まる。