MBSテレビで1月1日に放送した特番「東野&吉田のほっとけない人」に、
大阪市・松井一郎市長(57)、大阪府・吉村洋文知事(46)が出演。
毎日放送・虫明洋一社長は19日、
ゲストの橋下徹し(52)とトークした番組について、
「政治的公平性を欠くのでは」との指摘があることを認めた。
過去8回の特番放送のうち、橋下氏は6回、吉村知事、松井市長も出演経験があった。
トーク番組とはいえ、維新を立ち上げた橋下氏と、維新の顔である現職の吉村知事、
松井市長という3人が勢揃いし、また、政治色が強めのシーンも多かったことが、
各方面から「偏向報道にあたるのでは?」との指摘があった。
虫明社長によると、同局が毎月開催する番組審議会でも、
審議委員から「3人を出している状況に対して、厳しめの意見がありました。
放送である以上、不偏不党、政治的な中立がどうなのかというご意見をいただいた」と説明。
また、視聴者センターにも20件ぐらい問い合わせがあり、
「3人の起用に問題があるのではというご指摘もあった」と明かした。
「調査してきちんと報告します」と語った。