当初は「5か所」と発表。
さいたま市も崩壊している。
新型コロナに感染し、自宅に放置されたまま、やっと医療機関へ搬送された2日後に死亡した、
さいたま市の基礎疾患もなかった10歳代男性。
市は17日、男性の救急受け入れを断った医療機関が10か所あったと明らかにした。
16日の発表では5か所としていたが、訂正した。
市消防局の救急担当者は「救命事案は通常、断られても1、2か所だ。
これほど断られることはあまりない」と驚愕した。
県消防課によると、昨年12月は1410件だったが、1月は3000件が該当し、月間で過去最多となった。
地域別で717件と最も多いのがさいたま市で、市消防局によると、
救急車が現場にとどまる時間は1月以降、平均27分50秒となり、2019年よりも7分以上長い。
専用病床などが必要になるコロナ患者の場合は1月以降、平均36分50秒に延びている。
今月7日には、転んでけがをしたコロナ患者の救急車が現場に5時間43分とどまった。
42もの病院に受け入れを断られたためという。
(合掌)