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​プーチン“パーキンソン病”説。

ロシアのプーチン(68)がパーキンソン病との説が報道されている。

これは、英国のタブロイド紙ザ・サン(The Sun)」が昨年11月6日、

プーチンパーキンソン病で来年1月に辞任の意向を明らかにするかもしれないとの説を報じた。

これを受けて英デイリーメイルや米ニューヨークポストがサンの記事を引用しながら同様に報じた。



日本のメディアは米大統領選一色となり、大きく報じなかったが、ヨーロッパでは注目のニュースだった。

プーチンの映像を見た専門家が、脚が絶えまなく動き、ペンを持つ手が痙攣しているように見えると指摘。

サンの記事は、モスクワの反政府活動家、ヴァレリー・ソロヴェイ、さらに「クレムリン・ウォッチャー」

「在モスクワの情報源」「情報通のアナリスト」(いずれも複数)が提供した情報が基になっているが、

基本的にはソロヴェイが情報源だという。

ソロヴェイは、プーチンがこの病のため、大統領の愛人と噂される。

元新体操世界チャンピョン・オリンピック金メダル獲得者のアリーナ・カバエヴァ元下院議員と、

大統領の二人の娘が辞任するよう説得していると述べた。

さらに、大統領は「近く」、後継大統領に据える人物を首相に任命し、

大統領は1月に辞任の意向を表明するようだと付け加えた。

ソロヴェイはこうした情報をどこから得たかは明らかにしなかったが、

情報は外れたどころか、ウクライナ
に侵略した。

ソロヴェイはその情報は持ち得ていなかったようだ。



彼がプーチン異変説を口にしたのはその時が初めてではない。

プーチン大統領が薬の副作用でまともに活動できなくなっているとか、癌とも言っていた

プーチンパーキンソン病ではなく癌だと。ただし、どの部位の癌かには言及していない。

ソロヴェイはインターネット・メディアを通じて垂れ流しているが、眉唾と思った方が良いのかも知れない。

プーチンが重大な病気を患っているとの説は、少なくとも医師による具体的な診断結果に基づいておらず、

推測の域を出ていない。

しかも反政府活動家、ソロヴェイの話は、まとまりがない。

ロシアの主要メディアはまともに報じていない。

プーチンはその後も東アジア・サミット総会にビデオを通じて参加、演説したり、北京五輪にも参加している。

そもそも、プーチンの少し変わった歩き方などは以前から指摘されていた。

プーチンのユニークな歩き方は、KGB要員として活動していた時に受けた訓練と関係があるという見方がある。
プーチンは、歩くとき、右腕はなかなか振らず、左腕だけを振る習慣がある。



プーチン大統領の歩き方について研究したポルトガルやイタリア、オランダの研究チームが、

発達障害の一つであるアスペルガー症候群、またはパーキンソン病などを患っているのではないかと疑ってきた。

しかし、震えや硬直、姿勢の不安定など、ほかの症状がなく、パーキンソン病とは関係がないと判断。

研究結果は、英医学ジャーナル(BMJ)に掲載された。

パーキンソン病特定疾患と関係があるのではないという結論を下したとしたうえで、このように伝えた

研究チームは、「プーチン大統領は優れた運動能力を見せている上、筆記力が早くて揺れがない」とし、

「軍事、またはスパイ訓練による『行動的適応』とみられる」と明らかにした。

オランド・ネイメハン・パーキンソンセンターのバス・ブルーム教授は、

「KBG要員らは胸から近いところに位置している右手の中に兵器を持ったまま、

身体の左の方を、動く方向に向かって歩くよう訓練されている」と言い、

「敵に出会った時に、最も素早く銃を取り出すことができるからだ」と説明。

実際、KBG要員出身のアナトーリー・セルジュコフ元国防長官やセルゲイ・イワノフ元国防長官、

アナトーリー、シドロフ軍事司令官なども、プーチンと歩き方が似ていることが明らかになった。

プーチンが自発的に病気引退説を流したとの見方もある。

こうした噂を広めると、クレムリンの中でプーチンに反感を抱いていた人物が、

大統領の座を脅かす動きを見せる。

裏切り者を見つけるための“観測気球”として、プーチンが自らパーキンソン病説を流した。

いずれにしろ、今のプーチンは狂気であることは間違いのない事実。

現状、彼を止められるのはロシア国民しかいない。

世界中が声を挙げて、ロシア国民の『反プーチン』を後押しするしかない。