2022-05-19 世界景気、物価高で1~3月減速。 市場調査・経済 株考 日米欧の成長下振れ。世界景気の減速懸念が強まっている。ロシアのウクライナ侵攻で拍車がかかる物価高や地政学リスクが重荷となり、新型コロナ禍からの回復シナリオは見直しを迫られている。日米欧とも1~3月の成長率が低下し、4~6月期以降の見通しも下方修正が相次ぐ。中国のゼロコロナ政策も混乱要因となり、米国の利上げが金融市場の火種になるリスクもくすぶる。世界の供給網が混乱している。