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​のど飴のCPCがオミクロン株を不活化。

大正製薬山口大学への委託研究による試験管内の実験の結果、

のど飴などに配合されている殺菌成分「セチルピリジニウム塩化物水和物」(CPC)を、

0・0125%以上の濃度で30秒間曝露させると、新型コロナの変異株を99%以上不活化することを確認。



新型コロナウイルスの変異株(オミクロン株)液とCPC溶液を1対9で混合し、

10秒間、30秒間、1分間、3分間、5分間作用させ、感染性を持つウイルスがどの程度減少したかを評価。

CPCは細菌の脂質二重膜で構成されている細胞膜を破壊することで殺菌作用を示すことが知られる。

新型コロナウイルスの膜状構造は脂質二重膜構造であり、これを破壊することで不活化すると考えられるという。