ロシア軍のウクライナ侵略開始から7カ月余りが経過しても目立った成果を上げられずにいる中、
6日に」ロシアが送り込んだウクライナ東部ヘルソン州の高官が、
プーチンの長年の盟友であるショイグ国防相を痛烈に批判。
ロシアが一方的に「併合」したウクライナ東部のヘルソン地域に送り込んだキリル・ストレモウソフ次官は、
4分間のビデオメッセージで、ロシアの「軍高官と閣僚」は前線で発生している問題を理解していないと断じた。
「もし自分がこうした状況を許している国防相だったなら、将校として自ら命を絶ったと言う人は多い」と述べ、
ショイグ国防相を非難した。
チェチェン共和国のカディロフ首長への批判も含まれているようだ。
ストレモウソフ次官は「無能な軍事指導者」らを批判する一方で、命懸けで戦っている兵士を称賛。
「国防省は、閣僚や将軍、腐敗した略奪者、その他の多様なろくでなしだけで構成されているのではない。
ロシアを守るために命を捧げている全ての英雄もその一部だ」と述べた。
プーチンの盟友で実業家のエフゲニー・プリゴジン氏は、
「ろくでなし」の軍司令官に「自動小銃を持たせ、はだしで前線に送り込むべきだ」などと述べている。
まさかの展開に、このままでは事業もうまく行かなくなる。
このところ東部でウクライナ軍の進軍を許していることに対する批判が政権内部で高まっている。
プーチン狂気の罪は大きい。更なる高まりを期待する。