海上保安庁は19日、海上自衛隊八戸航空基地を発着拠点に、
大型無人航空機シーガーディアン(MQ−9B)1機の運用を始めた。
海洋監視の強化が狙いで日本周辺海域の警戒業務のほか、海難、災害対応などに活用する。
海保は複数機にするため2023年度予算の概算要求で86億7千万円を計上、人員の増員も盛っている。
シーガーディアンは米ジェネラル・アトミクス社(GA)製。
全長11.7メートル、全幅24メートルの無人プロペラ機で、連続飛行時間は約35時間とされ、
日本の排他的経済水域(EEZ)を1周して戻ってくる性能を持つ。
海洋監視用のカメラやレーダーを備える。武器・弾薬は搭載しない。
機体や設備はリースとし、操縦と機体整備はGA社に委託するが、飛行中は海上保安官が管理・監督する。
本年度はGA社が米国人約20人、運用指示や情報分析を担う海上保安官は約20人の態勢。
騒音対策のため、災害や海難対応を除き、夜間の離着陸はしない。
‘@無人機1機に40人体制って、本末転倒、おかしくないか。
ましてやリースで、GA社の社員約20人に報酬を支払う。
MQ-9Bは海外向けに売り込まれており、中華民国も4機導入を決定。
他にはイギリスやアラブ首長国連邦とベルギーが導入を計画している。
あちらが購入すればこちらも購入する倍々ゲームは抑止力になるのか。
今は日本にとって米軍が抑止力となっている。
日本が中国やロシアと独自に対峙した時の抑止力は『核』しかない。
北朝鮮も核を保有している。
無駄な金を使わないで、よく考えて武器を購入すべきだ。
核を持てと言っている分けではない、私は反対の立場だ。
中国を敵視した安倍政権下で、中国との関係は悪化した。
軍事費増強と同じくらいの熱量で外交努力すべきだ。