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嘉手納の米空軍飛行隊「巡回駐留」へ。

英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は27日、

米空軍が嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)に常駐するF15戦闘機の飛行隊を、

「巡回駐留」方式の部隊に置き換える方針だと報じた。

同紙は、抑止を巡り中国に危険なシグナルを送ることになると日米の一部当局者が懸念していると伝えた。



米空軍は、老朽化しつつあるF15を運用する嘉手納基地所属の2個飛行隊を来年解体し、

アラスカ州からステルス戦闘機F22を6カ月の期間で同基地に送り込む予定だという。

メデイロス元米国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長は、

嘉手納基地は中国のミサイル攻撃を受けやすいと指摘、巡回駐留方式には利点があるとの見解を示した。

一方で、日本政府には米国の関与の低下と映るだろうとした。