感染拡大が深刻。
北京海淀病院は、調剤室の窓に、すべての薬剤師が病気で出勤したという通知を掲示。
北京が封鎖を全面的に解除してから1週間しか経っていないが、新規感染者が急増し、
病院や救急センターはすでに負荷に耐えられず、北京の各病院の霊安室もすでに満杯で、
遺体を泊める場所がないというニュースが流れている。
(ジュネーブ)
中国公式メディアの報道によると、北京の発熱外来には11日、1週間前の16倍にあたる2.2万人の患者が訪れ、
救急センターの電話着信量も急増、9日には24時間の着信量は3.1万件で、通常の6倍に達したという。
報道によると、新型コロナウイルスの感染拡大のスピードと波及範囲から見ると、
北京での流行が急速に蔓延していることを示している。
ネットでは、北京の各大病院の死体安置所は現在満杯で、高齢者が死亡した場合、
死体安置所を探すのが困難であると投稿。「葬儀場も満員だ」という声も上がっている。
現在、感染拡大の影響により、北京の宅配便も影響を受けており、宅配業者の配達員も感染したため、
宅配便の荷物は山積み状態となっている。
封鎖解除した北京の街は、歩行者も車も少なく、地下鉄も首都に向かう列車も空席が立ち、
ショッピングモールも閑散とした状態で、静寂に包まれている。
しかし、病院や救急センターは人であふれ、薬を買う人たちは寒風の中で長蛇の列を作り、
多くの薬や医療用品が品切れになっている。
(NY)
中国では感染者数が急増し、深刻な医療不足を引き起こしてる。
中国当局は白紙運動後、ゼロコロナ政策を緩和したが、封鎖解除は中国の感染者数を急増させた。
現在、全国各地の多くの大病院で深刻な医療不足が発生しており、場合によっては1キロに及ぶ長蛇の列を作っている病院もあるという。
中国メディアによると、北京医科大学付属北京朝陽病院の発熱外来の前で9日午後8時、診察を待つ人々の行列ができたという。
ネットユーザーが投稿した動画によると、北京朝陽病院の発熱外来には、行列が1キロも続き、
6時間以上並ぶ必要があるという。
北京以外の地域の病院でも、多くの発熱患者が大量に発生。
10日、河北省保定市白溝鎮では非常に小さな診療所が人であふれ、その多くが点滴を受けていた。
武漢市の病院では受診する人であふれかえっており、混雑しているため、多くの人が車の中で点滴するしかなかった。
‘@新型コロナを舐めない方が良いと思うが。