岸田総理は、閣僚との協議後の首相官邸で記者団に応答。
新型コロナウイルスの感染拡大から3年ほどがたった。国民や現場で働く医師、看護師、
介護職員などエッセンシャルワーカーの協力をいただきながら感染の波を乗り越え、
ウィズコロナへの移行を進めてきた。
感染防止対策や医療体制の確保に努め、足元の感染状況は「第8波」を乗り越えるべく全力で取り組んでいく。
一方、新型コロナの感染症法上の位置づけについて2022年11月以降、専門家に見直しに向けた議論の深掘りをお願いした。
先週、専門家有志から新型コロナの感染症法上の位置づけに関する考え方が示された。
これらを踏まえ、先ほどの会議で春に新型コロナを原則「新型インフルエンザ等感染症」から外し、
季節性インフルエンザと同じ「5類」感染症とする方向で専門家に議論してもらいたいと確認した。
感染症法上の位置づけの変更に伴い、感染者や濃厚接触者の外出自粛について見直す。
現在の体制や公費支援についても具体的な検討を進める。
ウィズコロナの取り組みをさらに進めて平時の日本を取り戻していくため、
これまでの政策措置の対応について段階的に移行することとし具体的な検討調整を進める。
マスク着用の考え方などの感染対策のあり方についても見直していく。
‘@足元で新型コロナによる死者数が増えているにも関わらず、そのことには言及しないで、
平時の日本を取り戻していくと強調。
取り戻すのでは無く、無視するということだ。
感染が拡大して死者数が爆発的に増えている中国の習主席も平時だと言及。
習主席と同じ考えのようだ。
高齢者が亡くなっても、仕方ないとの見解だ。