12日に発表された台湾の民意調査では「大陸への駒としてアメリカに利用されたくない」や、
「大陸と対立するのは台湾に不利」といった回答が多勢。
日米が盛んに台湾有事を叫ぶ現状と乖離している。
多くの台湾人は、米中の覇権争いのために、米が台湾を駒として利用していると考えている。(57.4%)
米が中国大陸を牽制し、台湾人が戦争に巻き込まれることを懸念。(62.1%)
だから米に近づかない方がいいと思っている人が半数以上いる。(53.0%)
中国と対立し続けるのは台湾に不利なので、中国に対抗する(35.7%)より、
中国と良好な関係を保っていた方が良い(48.2%)と融和を望む人が多い。(52.7%)
‘@日米が訴える「台湾有事」とそのための「軍備増強」は、台湾の民意に反している。
だとすれば、何のために声を挙げ実行しようとしているのか。
ましてや頼まれてもいないのに他国のことに首を突っ込む。
安倍晋三氏が「台湾有事は日本の有事」と訴えてから流れは加速した。
米国は台湾有事を持ち出し、日本に武器を買わせ中国をけん制する。
米国が敵視する中国をけん制する道具に日本が使われていることを認識しているのか。
台湾の人は半数以上が認識している。
先日も記したが、米中戦争になれば日本が主戦場になる。
日本がウクライナと同じ状況になる。
またあの惨事を繰り返そうというのか。