東京大学は1日、中国電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディング創業者の馬雲(ばー・うん)氏を、
同大学の研究組織「東京カレッジ」の客員教授として迎えると発表。
任期は2023年10月末までで、年単位での更新が可能という。
中国で最も著名なビジネスリーダーの1人で、同国の最大手アリババグループと傘下のフィンテック企業アント・グループの共同創業者である馬氏。
馬氏は、2020年に上海で行ったスピーチで中国の規制当局を批判した後、公の場に姿を現わさず。
2020年12月31日、深センから香港、そしてシンガポール経由で中華圏より脱出したといわれている。
中国当局への問題発言から行方不明とされている馬氏だが、
馬氏は3月香港にいて、日本に行く予定だったらしいが日程を急遽変更して中国に飛んだ。
その理由は不明だが、多くの人が想像しているのは中国政府と何らかの和解が成立したのではないか。
アジア・ソサエティポリシー・インスティテュートの中国分析センター共同創始者のジン・チェンは、
「ジャック・マーはイノベーションのリソースを動員して、外国のライバルたちを打ち負かすのは得意だ」と指摘。
馬氏が自分の中国内の政治的安全と引き換えに中国のハイテクに加担するつもりではないかとい見立れる。
‘@馬氏を信用していいのか。中国のスパイとなることはないのか。
日本の教授が中国の客員教授になったら逮捕される可能性が高い。