政治・経済、疑問に思うこと!

より良い日本へ願いを込めて。

政府分科会尾身会長の現状分析。

BuzzFeed

はっきり言って、感染は全国に広がっています。

その中で都心部、東京を中心とした首都圏が感染の核になっていると我々は分析しています。

そこから、人の動きで全国に感染が広がったと考えています。

例外ももちろんありますが、何事にも原因と結果がある。

どうしても、現象として現れたものに注意が向きますが、地方における感染拡大は結果であって、

そうした感染は都心部から広がっているということを若い人たち含め、みんなに知ってほしい。

どうしても家庭内感染というところが注目されています。

確かに家庭には高齢者もおられるので、なんとか家庭内感染は防ぎたい。

でも、この家庭内感染もひとつの結果です。

例外もありますが、大きな傾向としては飲食を介した場のリスクが一番高い。

そこで感染した人々が医療機関、高齢者施設あるいは直接家庭へ感染を伝播させています。

感染する人は、20~50代の、活動が活発で、感染したとしても軽症あるいは無症状の人々が多い。

決して彼らの責任ではありません。ウイルスの特徴のせいです。

そうした人々が気付かないうちに感染が広がっています。

結果も重要ですが、やはり原因を断たないとダメですよね。

地方であれば顔見知りも多く、感染のリンク(経路)の追えるクラスターが比較的多い。

しかし、都会ではどうしても匿名性が高まり、リンクの追えないクラスターが多くなる。

そうしたことも手伝って、首都圏では感染がどんどんと広がっています。

イギリスの変異株も注目されていますが、結局のところ、市民がやるべき対策は変わりません。

全ての人が、自分も感染しているかもしれない、

あるいは感染させるかもしれないという認識を持ちながら、

基本的な感染対策を続けてもらえればと思います。

これから年末年始の休みに入ると、人の動きが減りますから2~3週間後の感染者数は、

表面上は減って見えるかもしれません。

でも、休み明けに活動が再開することでまた、感染拡大も始まります。

このまま感染者数が高止まりしたまま、休みが開けてしまうと、

再び下降傾向へ転じさせるためには、時間がかなりかかります。

収束が遅くなればなるほど、社会経済への影響も大きくなってしまいます。

ですから、今のうちからできる限り感染者数を減らすために努力をしなければいけないんです。

日本は医療制度が整い、医療へのアクセスも良い。

だから、医療そのものに不安を抱くことは少ないでしょう。

そういう意味では日本の医療は、空気のような存在だったと言ってもいいかもしれません。

 

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でも、そんな空気が急に薄くなってしまったらどうなるのか、想像してください。

日本における医療へのアクセスは世界でもトップクラスです。

でも、医療を必要としている人が少しずつ必要な治療を受けられなくなりつつある。

病院も患者さんを受け入れたいのに、受け入れられない。

スキーへ行って怪我をした時、すぐに治療できないかもしれません。

盲腸になっても手術できないかもしれない。

これでは社会不安が広がり、社会経済活動も止まってしまいかねない。

そうなると、今よりも求人は減るでしょうし、失業率も高くなる。

病気で亡くなる人が少なくなったとしても、自ら命を断つ人がさらに増えかねません。

感染が下火になれば、また経済を回せますし、Go To事業だって回せるわけです。

まずはいち早く、感染を下火へと転じさせなくてはいけません。

‘@お手本のような言葉としか言いようがない。

この一年、お手本に則ってそれなりにやってきた結果が今ある。

もう、そんな状況ではない。

都市部の医療は崩壊している。

尾身会長の対応・対策は失敗だったのだ。

少なくとも分科会に日本医師会の会長辺りを配しておくべきだった。

尾身会長は首都圏と原因にこだわっているが、そんなものにこだわってどうするのか。

それを言い出すと、武漢がなんて話になる。

いま、そんなことを言ってもどうにもならない。

首都圏ではなく、主要都市だ。そこから感染が広がっている。

もっと早くに都市部での対応をとるべきだった。

感染が広がるとリンクが負えなくなるのは当たり前のこと。

匿名性だけではない。

感染が広がれば広がるほど、感染を隠そうとしたがる人も増える。

もうすでに、都市部では医療が崩壊しているのに、いまだ、のんきなことを述べている。

感染は全国に広がっていることを認識しているのに、首都圏にこだわっている。

点や線ではなく面で考えなくてはいけない。

点でしか考えられないから、全国知事会の会長を務める徳島の飯泉嘉門知事も、

4日、50人近くで会食の懇親会に出席していた。

飯泉知事は「対策行って実施」と弁明。

 

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全国知事会は11月23日、少人数・短時間で会食するといった、

感染リスクを下げる工夫をすることなどを盛り込んだ「新型コロナ『第3波』警戒宣言!」を出している。

飯泉知事は28日、「4日の時点では、会食は感染対策に注意して実施していただけるよう、

県民にお願いしていた状況であり、問題ないものと認識している」などと弁明。

徳島県は感染者も死亡者数も少ない。

しかし、全国で感染が拡大している中、全国知事会の会長の行動とはとても思えない。

飯泉知事は数日前テレビに生出演して、全国自治会会長として新型コロナについて述べていた。

口はなめらかで、立て板に水だったが、内容も立て板に水のごとく流れた。

問いにまともに答えず、お手本の言葉を並べるだけ。

自身の件は感染者も死亡者数も少ないので、今一他人事なのだろうと思っていたら、

案の定、そのようだった。

政府の新型コロナ対策の会長や全国知事会の会長がゆるいから、

新型コロナ対応も後手後手になる。

尾身会長の言う通り、原因はそこにあるようだ。

尾身会長は「大きな傾向としては飲食を介した場のリスクが一番高い」

だったら、なぜ早くに「Go To イート」を停止しなかったのか。

また、「感染する人は、20~50代の人々が多い。

決して彼らの責任ではありません。ウイルスの特徴のせいです。

そうした人々が気付かないうちに感染が広がっています。

結果も重要ですが、やはり原因を断たないとダメですよね。」

とは、ウイルスは人を選ばない。ウイルスの特徴ではなく、人間の行動様式だ。

20~50代のなかに、飲食を伴って感染して、拡散している要因が大きいのだ。

その原因は20~50代の飲食ではないのか。

尾身会長も「飲食を介した場のリスクが一番高い」と述べている。

だかた、控えるように要請しているのだろう。

控えるようお願いしても控えないで、感染が広がれば、それは彼らが原因だ。

責任をもって対応するよう要請すべきだ。

「医療が崩壊すると社会経済活動も止まってしまいかねない。

感染が下火になれば、経済を回せますし、Go To事業だって回せる」

の尾身会長の言葉は、強く政府に訴えるべきだった。

尾身会長の言葉は政治家にも届いていないから、自分たちは平気で大人数で会食をしている。

私には、尾身会長は自分の言葉に酔っている感じにさえ見える。

だから、時として矛盾する言葉を平気で垂れ流す。

都市部では医療を受けられないで死亡する人が増えている現実がある。

年明けが恐怖だ。

 

‘@年末年始も新型コロナに対応している医療従事者、介護の皆様には心から感謝します。