千葉県内で2日、新型コロナウイルスに新たに182人が感染したと発表。
1日1万人の来場が見込まれている、野外音楽フェスティバル「JAPAN JAM」が、
2日より開催されている。
県においては、令和3年4月20日からまん延防止等重点措置が適用。
そして、東京都に緊急事態宣言が発令され、大型連休中において、
多くの都民等が県に流入することが懸念されることから、
東京都の措置に対応した対策を行うとしている。
そこで、4月28日から5月11日までの大型連休中は、行楽や帰省等が増える時期ではありますが、
不要不急の外出・移動は自粛してください。
特に、変異株の感染者が増加していることを踏まえ、不要不急の都道府県間の移動、
緊急事態措置区域との往来は、厳に控えてください。
混雑している場所や時間をさけて行動してくださいと要請。
千葉市中央区の市立公園で毎年開催されてきた、
野外音楽フェスティバル「JAPAN JAM」、去年は中止となりましたが、
ことしは来月2日から4日間の日程で開催。
先月から1日1万人規模でチケットの販売を始めていた。
イベントの企画・制作を行う「ロッキング・オン・ジャパン」は、
「難しい状況ではありますが『音楽を止めない』という思いを持って、
市や県の指導を受けながら対策を徹底し安全に開催したい」。
このイベントを後援している千葉市は、「県との間で感染防止策を十分検討したと聞いており、
開催に問題はないと考えている」としている。
‘@矛盾した対応で、若者の行動や市民の行動を自粛することはできない。
自粛を守っている人にも影響を与え、なぜ自分だけが守らなければいけないのか、
という意識が出てきても、何ら不思議ではなくなる。
密や外出・移動・行動を後押しする自治体の対応で感染が収まるはずもない。