東京都医師会の尾崎治夫会長が3日、「羽鳥慎一モーニングショー」にスタジオ生出演。
五輪組織委が日本看護協会に対し、約500人の看護師派遣を要請。
また、組織委員会が大会中に各会場の医務室などで対応可能な、
日本スポーツ協会公認のスポーツドクターを200人程度募集。
今回の要請で反対論が起きているが、菅総理は、
「現在休まれている人がたくさんいると聞いている。可能だと思う」などと自信を見せた。
司会の羽鳥慎一アナウサーは、組織委員会の顧問を務めている尾崎会長に、
こうした募集の「相談はあったんですか」と聞くと、尾崎会長は「一切ありません」と述べた。
その上で「私はだいたい、いつも厳しい対応をするので、嫌われているのかもしれませんが、
一切、相談はありません」と繰り返した。
これに対し羽鳥アナは「厳しいこという人には相談はこない」と問いかけると、
尾崎会長は「ですから、スポーツドクターとか休んでいる看護師さんとか、
そういう風に、どんどん対象を絞っているような気がします」と明かした。
‘@東京都の医師会会長で、組織委員会の顧問を務めている尾崎会長に、
看護師派遣やスポーツドクターの要請の相談が一切ないとは驚きだ。
尾崎会長が述べるように、政府に対して厳しい発言をするから避けているのだろうが、
そんなことをしているから、感染対策やワクチン対応に大幅な遅れが出るのだ。
厳しい意見を述べる人をみんな排除して、自身がやり易い対応をとった結果が、
国民に度重なる自粛と疲弊を招いている。
安倍元総理同様、裸の王様に国民は救えない。