神奈川県の黒岩祐治知事は１２日、県内の１９市の市長らが参加したオンライン会議で、
高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種を７月末までに完了するという、
菅総理が示した目標について「神奈川は菅首相と河野太郎担当大臣を輩出している県として、
（達成は）絶対命題だ。絶対に実現しないといけない」と語った。
しかし、ワクチンが市の希望通り配送されず、接種を担当する医療従事者が不足しているとし、
「フル稼働でやっても厳しい状況」（佐藤弥斗・座間市長）、
「現実的に難しい部分がある」（鈴木恒夫・藤沢市長）と厳しい声が上がった。
川崎市の伊藤弘副市長は「医療従事者の接種も終わっていない。高齢者接種と同時並行になり、
心配の声が出ている」と、スケジュールありきの方針に懸念を示した。
内野優・海老名市長は「変な制度をつくられると困る」と注文を付けた。
‘＠黒岩知事は正直な人だ。
多くの自治体の首長は、期限を速められ困惑し、間に合わないと言えば、官邸から恫喝される。
しかし、黒岩知事は、菅総理と河野大臣のために、何としてでも期限までに、
ワクチン接種を終える意気込みを見せた。
県の市長の中には違和感や否定的な意見も出る中、黒岩知事は強硬に推し進めるのだろう。
そして、小池知事に事あるごとに反論し、内輪話を暴露するのも、
私の読み通り、菅、黒岩ラインのなせる業だったことを本人が暴露したようなものだ。
