読売新聞の「東京五輪・パラ 語る」というインタビュー企画。
その第1回に安倍前総理が登場。「1年延期」を決めた理由を次のように語っている。
「2年延期論や中止論も取り沙汰された中で、日本は新型コロナに伴う緊急事態宣言などで、
感染者数や重症者数を相当少なく抑え込むことが出来るだろうと判断し、
「1年延期すれば何とかなる」と開催を決めました。」(7月30日)
昨年、安倍前総理が述べた、延期した理由は、
「今後、人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証しとして、
完全な形で東京五輪・パラリンピックを開催するために、IOCと緊密に連携していく」と訴えた。
(日本経済新聞2020年3月25日)
森前会長は安倍氏に「2年延ばした方がいいのではないですか」と言ったが、
安倍総理は「日本の技術力は落ちていない。ワクチンができる。大丈夫です」と応じたと、明かしている。
(朝日新聞デジタル2020年4月1日)。
2021年の夏前には国産のワクチンができているという、ハズレの判断。
そして最近のインタビューで安倍前総理は、
「緊急事態宣言などで、感染者数や重症者数を相当少なく抑え込むことが出来るだろうと判断」
したと述べている。
いつの間にか判断が知り替えられている。
しかし、その判断も実際には五輪開催時に感染爆発したのでハズレている。
ウソをウソで固めた、ハズレのハズレになるという見事なお手本だが、
本人の厚顔無恥な脳はものともしない。
こんな人間を称えていた有権者の罪は大きい。
あ員型コロナは完成拡大の一途で、重症者も過去最高を更新。
五輪でコロナに打ち勝った証は、どこに存在するのだ。
安倍前総理、菅総理、見せてくれよ!