警視庁の警視総監に、警察庁の大石吉彦警備局長が就任する予定だ。
(加計学園問題)
大石局長は、2012年から19年まで、安倍前総理の秘書官を務めていた。
(森友問題で、急遽大阪に飛んだ時)
さらに、警察庁の長官に、中村格次長が昇格する。
中村次長は、第2次安倍政権下の15年、安倍総理に最も近い記者といわれた、
元TBSワシントン支局長の山口敬之しが、ジャーナリストの伊藤詩織さんへの疑惑事件で、
逮捕状を握り潰したことで知られる。
当時、警視庁刑事部長だった中村氏が逮捕を取りやめるよう指示したことについて、本人が認めていた。
中村氏は安倍政権下で、菅官房長官の秘書官も務めた。
テレビの報道番組にも目を光らせ、政権批判発言があれば、局の上層部に連絡して、
抗議していたと報じられたこともある。
自民党総裁選の結果によって、安倍前総理の影響力が強い傀儡政権が誕生すれば、
それに加えて、警察組織のツートップが『安倍トモ』で占められれば、安倍前総理は怖いもの無しになる。
伊藤詩織氏の事件でも分かるように、警察組織は上からの命令が絶対。
テレビドラマのようにはいかない。
モリ蕎麦、カケ蕎麦、ハナ見も、なんのその。
新政権も、安倍前総理らが私物化する検察権力で安泰、日本の暗黒時代は続くこととなる。
官僚もイエスマンだらけとなり、仕事のできる人間は官僚職を退く。
日本の損失は大きい。