オミクロン株で、感染の主体はこれまで多かった若い世代からより低い年齢層に移ってきている。
先月1日から28日までの4週間にクラスターが起きた場所は「学校・教育施設」で703件と、
「学校・教育施設」でのクラスターの増加が目立っている。
特に小学校でのクラスターは先月1か月間だけで174件で、
年齢が低い子ども層でのクラスターの発生が多くなっている。
4日に取りまとめられた政府の分科会の提言では、
学校での感染を家庭に持ち帰り家庭内で感染が拡大するケースが見られると指摘。
文部科学省によると、学級閉鎖や学年閉鎖は全体の13%に当たる4727校で、
休業措置をとった学校は全体の16%超に当たる5841校に上る。
‘@子供たちの間に感染が広がれば、それを止めることはかなり困難だ。
とくに、オミクロン株は感染力が強い。
むろん感染しないことが大事だが、
オミクロン株は、若い人が感染しても無症状か風邪程度の症状で収まるのが救いでもある。
しかし、それを家庭などに持ち帰って家族に感染させる。
軽い症状が諸刃の剣となっている。
本当にやっかいなウイルスだ。