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​埼玉、機能不全だった県の新型コロナ支援センター。

新型コロナの「第5波」で感染者が多かった昨年8月後半、

埼玉県の宿泊・自宅療養者支援センターでは、

県と契約した訪問看護会社「ソフィアメディ」(東京都品川区)が、

予定の半分程度しか職員を集められていなかったことが、

朝日新聞の情報公開請求と県への取材で判明。


  (代表山本遼太郎)

支援センターは約1カ月間にわたり機能不全になっていた。

業務を委託されていた「ソフィアメディ」が県に出した日報によると、

第5波で最多の2169人の感染者が出た8月19日、

センターでは職員48人(看護師37人、事務職員11人)だけで、

自宅療養者6339人の健康観察などを含めた業務をまわしていた。

一日の態勢は平時が64人、感染拡大期はそれぞれ1・5倍に増員し、計96人にする契約だった。

7月下旬に健康観察が滞り始め、7月28日から約1カ月間は、日報を県に出しておらず、

県もそれに気付かなかったようで、問題を把握するのが遅れたという。


   (会長 水谷和美)

県内ではこの時期、少なくとも3人の自宅療養者が健康観察をされずに死亡した。

ソフィア社が後から県に出した日報によると、8月中旬以降の職員数は50人前後。

24日からセンターは機能不全になり、新規の健康観察の受け入れをやめている。

自宅療養者からの電話は多い日で約8千件あった。

結局、9月9日に職員は70人まで増えたが、受け持つ自宅療養者は逆に25人まで減っていた。

看護師が予定通り採用できなかったり、退職したりしたことでソフィア社は人数を集められなかったという。

県は、支援センター業務を3カ月間委託するとして4億5707万円を支払う契約をしていたが、

当初より1億3014万円少ない3億2693万円の委託料を今年2月に支払った。


(ステーション支援グループ マネジャー中川 征士) 

‘@1か月1億5千万円。減額して1億円超。

ましてや、嘘を付き、人を集められず、それを隠ぺいしていたにも拘らず。

その間に亡くなった人がいる。人災だ。

そもそも、ソフィアメディ社に対応能力が無かったのだろう。

それにしても訪問、派遣会社は儲かるようだ。