屋外でのマスク着用ルール見直しなど、新型コロナ対応の緩和についての発言が、各地で相次ぐ中、
島根県の丸山達也知事は、感染が拡大している「沖縄の問題をちゃんと処理してからの話」と、
緩和策を否定。
丸山知事は13日の記者会見で、
「インバウンドもマスクを外す話も、まずは沖縄の問題をちゃんと処理してからの話」と述べ、
感染拡大が続く沖縄県の問題と、“脱マスク”の議論が同時並行している現状に違和感を示した。
ワクチンの3回目接種率が上がらない現状に対しては、
「風邪やインフルエンザと同じだと言ったのはあなた方でしょと、
大したことないって言っちゃったのはあなた方政府でしょと、
そしたらワクチンの接種率が上がらないの仕方がないじゃないですか、頭の中がお花畑だ」と切って捨てた。
「インフルエンザや風邪と違う証拠が沖縄の今の実態じゃないのか、当たり前でバカでも分かる事実」
と、緩い発言をする連中への怒りが収まらない。
沖縄県は17日、新型コロナの新規陽性者2173人(前日1090人)を確認。
病床使用率は55.3%(同55.8%)と50%を超える状況が続いている。
沖縄県は16日、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議(座長・国吉秀樹中部保健所長)を県庁で開いた。
複数の委員からは医療崩壊を懸念する声が相次ぎ、
軽症者に加えて重症者も受け入れないといけない状況に、
「これまでで今が一番きつい、限界がくる」との切実な声が挙がった。