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​鹿児島の学会、コロナで死亡する子ども どう防ぐ。

河野太郎大臣もこの報道に早速食い付いてツイートしている。

新型コロナの第8波の感染拡大が懸念される中、

子どもが重症化して死亡したケースが各地で報告されている。

鹿児島でもこの夏、0歳と11歳の子ども2人が死亡。

10月に鹿児島市で開かれた全国の医師が集まる学会。

新型コロナに感染した基礎疾患のない女の子の死亡例が発表された。

発表したのは栃木県の大学病院の小児科医、若江惠三医師。

救急搬送されてから亡くなるまでの詳しい経過を明らかにした。



多くの医師がショックを受けた。

当直勤務だった若江医師のもとに入ってきた救急搬送の電話は、

自宅療養中に激しいけいれんを起こした8歳の女の子についてのものでした。

検査の結果、脳全体に見られたむくみ。「急性脳症」と診断された。

急性脳症は子どもがウイルス感染したときに起きる病気。

ウイルスを排除しようと体の免疫機能が働く。

このとき免疫機能が過剰に働き、脳などに障害を与えるもので、確立された治療法はない。

懸命の治療にもかかわらず、女の子は吐血などを繰り返し、午後9時すぎに亡くなった。

女の子に基礎疾患はなく、自宅で具合が悪くなってからわずか24時間後だった。

鹿児島県で死亡した2人はワクチン未接種。若江医師が治療にあたった女の子もワクチンは打っていなかった。

「急性脳症」は基礎疾患があるかないかは関係なく、誰にでも起こりうる。

若江医師の大学病院だけでも、ことしに入り新型コロナの感染がきっかけで「急性脳症」を発症し、

救急搬送された子は、死亡した女の子を含めて13人に上る。

なかには命は取り留めたものの、体の半分にまひが残った乳幼児もいる。



子どものワクチン接種は現在5歳からできることになっているが、

10月24日以降は生後6か月から受けられるようになる予定だ。

‘@NHKの特集だが。

医師の中でも見解の分かれるワクチン。特に子供に対しての接種は反対を唱える専門家も少なからずいる。

ワクチン推奨の見解。(ただし、ワクチン接種で死亡した人などには触れられていない)

新型コロナ感染症は、「ただの風邪」や「インフルエンザ」よりも致命率が高いのが特徴。

2020年のはじめに比べると、医療体制の充実や治療薬の登場によって徐々に致命率は下がりつつあるが、

持病のある人や高齢者では依然として重症化・死亡リスクは高い。

また、日本の10~30代でも、2022年1月時点で既に110人以上の死者が出ているなど、

若くても決して油断のできるものではない。

「インフルエンザ」が流行しなくなるほどの感染対策を続けていても、

新型コロナ感染症は流行してしまうというその感染力の強さも、厄介さに繋がっている。

日本で承認されているmRNAワクチンには、

新型コロナへの感染・発症・重症化・死亡リスクを大幅に減らす効果が確認されている。

実際に新型コロナ感染症に罹ってしまうよりも、はるかに小さなリスクで免疫を獲得できる。

そのため、よほどの理由がない限りは、順番が回ってきた時点で接種することを勧める。

(ワクチン接種は自分だけでなく、自分の周りの人を守るという意義もある)。

※この記事内容は接種を強制するものではありません。接種するかどうかは個人の判断に委ねられます。



ファイザー社製のmRNAワクチン『コミナティ』は、新型コロナ感染症の発症を大きく減らす(有効率:94.6%)ことが、

臨床試験で示されています。

モデルナ社製のmRNAワクチンについても、同じデザインの臨床試験が行われ、

ほぼ同じような結果(有効率:94.1%)が得られています。

つまり、ワクチンを接種することによって、新型コロナ感染症を発症するリスクは大きく減らせた。

(※アルファ株、デルタ株、オミオクロン株といった変異株に対しても有効であることが確認されている)。

重症化・入院・死亡や、感染そのものを減らす効果も示されている。

また、mRNAワクチンを接種すると発症を減らせるだけでなく、

重症化を92%、入院を87%、死亡を72%、感染そのものを92%減らす効果も報告されている。

ふらいと@小児科医・新生児科医(今西洋介)

@doctor_nw
·

栃木県で吐血を繰り返しながら脳症で亡くなった8歳女の子の経過。

実際診療したら、ワクチンの必要性は痛感する。

「ワクチンを接種させなかったことを悔やんでいます」という両親のコメントがあまりに重い。

子供は重症化しないから大丈夫と言う小児科医は周りにもういない