共同通信社の全国電話世論調査で、政府が屋内外を問わず個人の判断に委ねると決めた、
新型コロナ対策のマスク着用ルール緩和について、
高年層(60代以上)の計75.0%が「ある程度」を含めて「不安を感じる」と回答。
「あまり」を含む「不安を感じない」は計24.9%にとどまった。
重症化リスクが高い高齢者が緩和に慎重であることが明らかになった。
年代が下がるにつれ、「不安を感じる」割合は減る傾向にあり、
中年層(40~50代)は計65.2%、若年層(30代以下)は計48.3%だった。
男女別では、男性の計54.7%に対し、女性が計74.3%で高かった。
‘@教育現場で子供のマスクを自由化すると、マスクをする子としない子が出るだろう。
マスクをするもしないも自由。
学校側は行内ではマスクを外すよう指導するのか。
先生はどうするのか。子供がマスクを外して先生がマスクを着用する分けにはいかないだろう。
そうしたら、子供から先生に感染する確率が高くなる。
難しい判断を迫られる。
年代が下がるにつれ、不安を感じる割合は減るといっても、30代以下でも半数近くの人たちが不安に感じている。
以前から指摘しているが、もちろん同調もあるが、多くの人は感染したくないのだ。
だからマスクが外せない。
高齢者の不安は当然のことで、死者数のほとんどは高齢者で多くの人が現実に亡くなっている。
政府はそれを無視しても海外に歩調を合わせるとして、普通の生活に戻そうとしている。
そこに、高齢者を守る政策はない。