NYの最低賃金は15ドルで、日本円で2100円。今年の州議会で3年後には最低賃金は17ドル、日本円で2400円弱になる予定。
それでも、とてもじゃないけど暮らせないという声が強いという。
理由は、ニューヨークの家賃。2021年の秋、コロナが明けてからずっと上がり続けている。
2022年の春先から平均家賃がニューヨークの過去最高を更新。
前の年の同じ時期に比べて30%上昇をずっと続けていたりしている。
今でも2%とか3%とか上昇し続ける。その中で平均賃金が多少上がるのは当然。
レタスは1個3ドル99セント。日本だと500円ぐらい。
朝ご飯のレシートを見てみると、税金込みで34.42ドル、日本円で5000円、家族4人分の朝食を買ってこれくらいかかる。
これがニューヨークの今の暮らしぶり。
‘@米国は自給が高いと言うが、一概にそれだけではないようだ。
自給が高い分物価も高い。
片方だけを取り上げて良いように報道すると見誤ることになる。
いまの日本は物価高に賃金が追い付いていない。
このままさらに物価が上がれば多くの国民の懐は厳しくなる。