ゴールドマン・サックス・グループのウェルスマネジメント事業のシャーミン・モサバルラマニCIOは、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、
「どの顧客も尋ねるのは、中国が割安に見えることから、最悪のニュースは織り込み済みなのかという点だ」と述べ、
しかし「われわれの考えは、中国に投資すべきではないということだ」と指摘。
中国の大幅な株安は、同国への投資を正当化するほどではないという。
モサバルラマニCIOは、中国経済が向こう10年に着実に減速する見通しを含め多くの理由を挙げた。
中国は不動産市場とインフラ、輸出というこれまでの成長の3本柱が弱体化することで苦戦を強いられると予想。
中国の政策策定が明確でない上、経済データがまだら模様で、中国投資への懸念を高めているとした。