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​麻生大臣、コロナ行動制限「効果があったのか」

先日来、著名なコメンテーターが、新型コロナの専門家を非難する理由が明らかに。

政府、麻生大臣の先鋒隊だった。‘@



麻生大臣は21日の記者会見で、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会など、

専門家の主導でこれまで導入してきた行動制限について、

「外で飯を食うな、人に会うな等々、制限をいつまでされるおつもりなのか。

その根拠は何なのか。本当にそれが必要で効果があったのか。

私にはなんとなく、ちょっと違うんじゃないかという感じはする」と、他人事として疑問を呈した。

また、人流増加が感染増加につながると専門家が警告していたにも関わらず、

最近は人出が増えているのに新規感染者はピーク時から大幅な減少傾向となっていることについて、

「われわれ素人からみて、あの話はまったく噓だったって話になるんですかね。よく分からないね俺は」

と、専門家の対策を否定、

その上で、「もう少し、プロといわれる方々が正確な情報を出していただけることを期待している」と皮肉った。

この人に何を言っても無駄なのだろうが、専門家の提言を国のナンバー2が全否定するような物言い。

「あんたは何者だ!もう消えてくれ!」」と言える人はいないのか。



‘@橋下徹しや山口真由しを筆頭に、新型コロナの専門家を罵倒している。

感染が急増したら「専門家は甘すぎる」、感染が激減したら「専門家が間違っていた」

お笑いだ。

感染対策で人流抑制を否定することは、全世界の感染症対策の専門家を否定することだ。

彼らにそんな知見があるのか。

人と人が会わなければ、ウイルスの感染は拡大しない。

ウイルス対策は、そこを基本に考えなくてはいけない。

未知なるウイルスとの戦いで、エビデンスを待っていたら負けてしまう。

当初、「後手後手で遅すぎる。初めてのことなのだから、いろんなことにチャレンジすればいい。

失敗しても起こらない」と批判していたが、感染者数が減ると、「失敗だ、失敗だと」罵詈雑言。

人間性の程度が分かるというものだ。