高橋・平蔵「さざ波さらにちっちゃく」笑っちゃう！
嘉悦大教授で経済学者の高橋洋一氏が、慶応大名誉教授でパソナグループ会長の竹中平蔵しの、
ＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「平ちゃんねる」に出演、７日公開された。
日本の新型コロナウイルスの感染状況を「さらに小さなさざ波になっちゃってる」と発言した。
高橋しは内閣官房参与だった５月、ツイッターで日本と各国の感染者数を比較したグラフを示し、
「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止かというと笑笑」と投稿。
その後、緊急事態宣言を「屁みたいなもの」と表現したことなどで、参与を引責辞任した。
ともに元財務相官僚で旧知の高橋しと竹中し。
竹中しが「ウイルスも生き延びようとしていて、変異しているわけで、
感染力は強まるけど弱毒化していくけで。重症者はちょっと増えて５００人台でしょ。
ピーク時の３分の１。史上最大の感染だって言ってるけど…」と話すと、
高橋しは「全然大したことない。私、さざ波って言って怒られたでしょ。まさしく正しいんだけどね。
世界から見れば。さざ波よりさらにちっちゃくなっちゃって」と応じた。
竹中しも「さらに小さなさざ波になっちゃってるわけで。死者なんて１０数人になってしまってるから」
と同調すると、「そうそう、いいじゃない」と高橋し。
竹中しは「毎日ね、日本は自殺者が５０～６０人いるんですよ。
そういう国で経済を悪くしたら、また増えるわけで。
命か経済かというわけですけど両方とも命なわけですから。その辺がいっこうに改まらない。
その背後に学者の村社会とゆがんだ吹聴をするだけのメディアがあるという構図」と持論を展開。
高橋しはそれを受け「（政府の）分科会の人ってリスク管理ができていない。
我々の世代はワクチンを打っているからだいたいは大丈夫。
打ってない世代がどのくらい死ぬかというと、交通事故より死亡確率は低い。
交通事故が心配だからって、東京都内で交通を全部、止めるかというと止めるわけないでしょ。
何を言っているのという感じ」と切って捨てた。
‘＠たとえ一人の死でも遺族にとっては悲惨な出来事だ。
決して軽く話せるような笑い事ではない。
自分たちの身内に死者が出ても同じように笑うのか。
以前から指摘しているが、コメンテーターや医者の中にも、こういう発言をする人が散見されるが、
死者が、少なかったからよかったと、よく言えるものだ。
貧困者が増えて未来に希望が持てなくなったのも、政権の政策のせいで、
その中心にいた人物が派遣社員や非正規を増やし、企業だけが儲かり、
賃金は世界でも最低水準のシステムをつくった、竹中平蔵そのものだ。
そして、「さざ波」を相変わらず持ち出すが、感染者数も重症者数も爆発的に増え、
死者数も増加している。
医療崩壊も起こしている状態で「小さなさざ波で、いいじゃない」とよく言えるものだ。
だから、国民が非正規で困窮しようが、新型コロナで苦しもうが、彼らの知ったことでは無いのだ。
菅総理は、酸素ステーションより、まず、竹中・高橋・橋下・古市しらを黙らせるべきだ。
参与にろくな人間がいないということは、菅総理が無能ということだが、国民にとっては不幸だ。
こんな人間を重用し、国の中枢に呼び、政策を施した自民党政府の責任は重大だが、
彼らも同様の考えだから、責任など考えるはずもなく、恐ろしい現実は現在進行形。
