衆院が14日解散され、19日公示、31日投開票へ向けて選挙戦が始まった。
9年近くに及んだ安倍、菅両政権では、学校法人「森友学園」の国有地売却や、
「桜を見る会」前夜祭の費用補塡、加計学園問題などを巡って、
「説明責任を果たしていない、しっかり調査を」という批判が絶えない。
安倍元総理のお膝元、山口県下関市の自民党員からも説明責任を果たすよう求める声が上がる。
森友学園の問題では「一人の公務員が自殺している。
この事実は重く、しっかり調査して事実を国民に示すべきだ。
桜を見る会についても納得している人は少ないのでは」と訴える。
党員の中にも「党内の権力争いや駆け引きをやめて、真摯に説明をして、
しっかり国民に向き合うしかない。そうでなければ自民党は信用されない」と、厳しい言葉を投げかける。
日大背任事件で逮捕された「錦秀会」籔本前理事長と安倍元総理は何度もゴルフをする仲で、
まるで「加計」問題と同じだと指摘されている。
有権者も自民党と同様口だけでは無く、どこまで実行に移せるのか。
有権者が試される選挙でもある。